top of page
執筆者の写真ケーアイ調剤薬局

薬局だより6月号 発行

薬局だより6月号を発行しました。

今回のテーマは「体臭について」です。


汗ばむ季節になってきたので、体臭の原因と対策についてまとめました。













(以下本文より抜粋)

自分のにおい、身体から発せられる「体臭」に ついて、心配になったことはありませんか?汗ばむ季節になると、体臭が気になる人も多い のではないでしょうか。


 体臭と一口にいっても、その原因はさまざまです。 汗をかいたときをはじめ、生活スタイルが乱れているとき、何らかの 病気を患っているときなど、それぞれに原因は異なります。 したがって、それぞれの原因に対する対策も異なります。 体臭を抑えたいのなら、まずは原因をよく理解することが必要です。


<体臭の原因:汗>

体臭の主な原因としては、まず、が挙げられます。汗をかきやすい脇や蒸れる下着内は、においが特に 気になる部位です。

 汗には、大きく分けて 「エクリン汗腺から出る汗」と 「アポクリン汗腺から出る汗」の 2種類があります。 それぞれにおいて、においが発生する仕組みは異なります。


エクリン汗腺

 全身の皮膚表面にあるエクリン汗腺は、サラサラとした汗を出しています。特に、手のひらや足の裏に 多く分布しています。汗を出すことで体温や水分の調整を行っています。  

 体温が上昇すれば活発に汗を出し、そうでない ときも、皮膚が乾燥しないように微量の汗を出して います。 水分が主成分のため、分泌された時には無臭です。 ですが、時間が経つと、脂肪酸や垢、皮膚常在菌と混ざり、やがては 細菌も繁殖して、嫌なにおいを発することになります。


アポクリン汗腺

 アポクリン汗腺は、腋や乳首、陰部といった特定の部位の毛包内にのみ存在します。 エクリン汗腺の汗とは違い、タンパク質や糖分、鉄分、アンモニア、 脂性物質などさまざまな成分を含みます。脂肪酸と混ざったり、菌によって分解されたりといったことが原因で、エクリン汗腺の汗よりも 強いにおいを発します。

 また、きついにおいを放つワキガは、このアポクリン汗腺の数が多いために起こります。


以上のように、いずれもケアをしないでいると、どちらのタイプの汗でもにおいやすくなることがわかります。 一般的に、男性の方が汗・皮脂分泌が活発なことが多く、においも気 になりやすいと考えられています。


汗をかいたら、こまめに拭き取るようにしましょう。 ドラッグストアで買える汗拭き専用シートやボディシートもおすすめです。デオドラント剤としてスプレーや固形タイプのクリーム などが市販されているので、お風呂上がりや出かける前に塗って出かけると安心です。


続きは本文をご覧になって下さい。

閲覧数:73回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page