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執筆者の写真ケーアイ調剤薬局

薬局だより8月号発行

薬局だより8月号を発行しました。

今回のテーマは「紫外線」です。


日差しが強い日が続きます。紫外線対策の参考になさって下さい。














(以下、本文より抜粋)

紫外線とは

太陽から地球に届く光は、赤外線・紫外線・可視光線(目に見える光)に 分けられます。 紫外線はその中で最も波長の短い光で、波長によって UV-A・UV-B・ UV-C にわかれます。実際に地表に到達するのは、UV-A と UV-B です。



地表に到達する紫外線と、その影響


●UV-A … 大部分が地表に到達

波長が長いため、皮膚の奥深くまで到達します。

真皮にあるコラーゲンなどを破壊することで、 しわ・たるみなどの原因となります。 一部は、目の奥にある水晶体や網膜に 到達するため、白内障の原因と考えられています。 日焼け止めの効果は、PA(Protection grade of UV-A)で 表示されます。


●UV-B … 大気層(オゾンなど)で吸収されるが、一部が地表に到達

皮膚細胞の DNA を傷つけるなど、主に皮膚や目の表面に 作用し、炎症・シミの原因となります。 また、皮膚ガンも、UV-B との関連を指摘されています。 日焼け止めの効果は、SPF(Sun Protection Factor)で 表示されます。


●UV-C … 大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない

※但し、UV-C はスプレーの噴射剤・エアコンや冷蔵庫などの冷媒・ 断熱材の発泡・半導体の洗浄などに使われてきたフロンの分解と、 それに伴うオゾンの破壊に関わっています。 地表で発生したフロンが成層圏まで上昇してきたところで、UV-C が 照射され、フロンが壊れます。その際、塩素原子が放出され、連鎖的 にオゾンを破壊します。1個の塩素原子は、多いときには数万個もの オゾンを破壊するといわれています。 尚、UV-B は、オゾン層などにさえぎられて、地表に届く量が減り ますが、完全にさえぎられるわけではありません。 この地表に届く量がオゾン層の変化に影響されることから、現在、 地表に届く UV-B の増加が懸念されています。



・・・続きは本文をご覧になってください。

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