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  • 執筆者の写真ケーアイ調剤薬局

薬局だより1月号発行

薬局だより1月号を発行しました。

今月のテーマは「運動不足」です。

定期的な運動で、健康な1年を送りましょう。












(以下、本文より抜粋)


日本では、運動不足で年間5万人以上が死亡


世界中で運動不足が深刻化しています。特に昨年はコロナウイルスの影響で自宅にこもることが多くなり、今まで以上に運動不足が問題になりました。

2020年11月、WHOより「運動・身体活動と座りがちな行動に関するガイドライン(WHO Guidelines On Physical Activity And Sedentary Behaviour)」が発表されました。2010年にも世界的な運動不足に警鐘が鳴らされていましたが、状態は依然として改善されていません。ガイドライン中には「世界中で運動不足を解消していたら、年400~500万人以上の死を防ぐ事ができていただろう」と書かれています。

随分前の情報にはなりますが、日本でも運動不足と死亡率について厚生労働省が言及した例があります。それによると、2007年に非感染性疾患や障害で死亡した方(96万人)のうち、5万人以上は運動不足関連でした。これは、「喫煙」「高血圧」に次いで第3位です(右図)。近年の報告は見当たりませんでしたが、運動不足がさらに深刻化した現在では、喫煙に匹敵するのではないかという声もあります。


運動がもたらす好影響

・生活習慣病や死亡リスクを減らす

運動によって肥満や高血圧、2型糖尿病などが改善され、心筋梗塞や脳卒中など死亡リスクのある疾患の予防に役立ちます。

・寝たきり予防

高齢女性が寝たきりになる大きな原因である「転倒」「骨折」は、筋力低下と骨量不足によるものです。運動によって筋肉と骨を丈夫にし、バランス力を養うことで、転倒骨折のリスクが低くなります。

・認知症予防・睡眠・メンタル

定期的な運動は認知症のリスクを低下したり、睡眠障害、うつ病などを改善したりするなど、脳や心の健康にも効果的と言われています。


(続きは本文をご覧になってください)

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